JUGEMテーマ:日記・一般
このブログも11年目を迎えた。正直、こんなに長く続けられるとは思っていなかったし、この10年は特に精神面で辛いことが多く、その思いと交差している。
最近思うのだが、このブログに記してきたことはたとえ明日自分の身に何が起きようとも、その前日まで生きてきた自分の確かな証明書だということだ。
苦しい夜を乗り越えてきた証明書だ。
苦しい夜が訪れるたびに、高校時代からの友達、家族、居酒屋に集う仲間、先輩、後輩、恩師、精神科の先生、降圧剤を含む多くの薬にすがってきた。ぼくにとってはとっても強く、折れない藁だった。
そして、小説、音楽、美術館の絵画たち。
本当にいろいろな人やものに救われてきた。
だから、まだこうして生きている。
竹原ピストルの「ふうせんガム」を繰り返していま聴いている。
何ということのない詩が心にすっと入り込んでくる。
強すぎず弱すぎず、慎重に躊躇せず
ふくらまそう ふうせんガム。
ぱちんとはじけたら わはははのは。
人生はふうせんガムだなって思う。