JUGEMテーマ:日記・一般
年の瀬である。今日が仕事納め。
子どもたちのいない静かな教室でたまっていた仕事を片付けている。
今年もさまざまな出会いと別れがあった。
吉田拓郎は「出会いの数よりさよならの数が多い。」と歌ったが、年を重ねていくとそれは真実かもしれない。
本物の出会いが少なくなっていく。
本物とは嘘のない、誠実な出会いである。
そんな女性に出逢った。
こんなにひとを好きになるのはいつ以来だろう。純粋に大好きだと思えるこの感覚。
まるで、高校や大学時代に戻ったかのような新鮮な胸のときめき。
こういう恋ができる力が自分の中に残っていたことを素直に喜びたい。
若くはないので勢いに任せて強引に相手の気持ちを奪うような荒々しさは失った。
しかし、相手を思って静かに強く思う力は残っている。
自作のコンピレーションCDを今日渡す。これが自分にできる、自分にしかできないプレゼント。
誰かを好きで何かを贈る。こんな素敵なことはない。
しみじみ思っている。