JUGEMテーマ:音楽
マスネという作曲家について調べてみた。馴染みのある曲はオペラの幕間の小曲「タイスの瞑想曲」であろう。
サンサーンスの「白鳥」と似ている曲で、一度は耳にしたことがあるというくらい有名な曲である。
19世紀末から20世紀の初めに活躍し、当時は相当の人気を博していた。
フランスを代表するメロディメーカーであったらしい。
作曲はオペラが中心であった。
残念ながら日本での知名度は低い。
私も今日まで知らなかった。
ル・シエクルの演奏で初め知ったその曲はバレエ組曲 「ルシッド」である。
マスネにしては珍しい英雄物である。
全7曲からなる20分弱の小品ではあるが、魅力あふれるメロディであり、クライマックスの7曲目の「Navarraise」は勇壮であり音楽の力を堪能できる。
他のバレエ音楽もぜひ聴いてみたい作曲家である。