今日の「筆洗」である。
今はクラシック一辺倒であるが、十年くらい前はジャズに傾倒していた。
やはり、ピアノやオルガンの音色に心ひかれた。
ジミースミス、ウィントン・ケリー、ソニークラークが好きであった。
ペトルチアーニの音色は正直あまり好きではなかった。
きわめてCOOLという印象を受けた。
当時、ビル・エヴァンスのピアノが好きでなかったので、その音色に似ているという印象をもったということも影響しているかもしれない。
この記事を読んで、無性にペトルチアーニのピアノが聴きたくなった。
久々に聴いて、感動した。実にいい。今の自分の心情にぴたりとはまる。
スタンダードではなくオリジナルでの演奏でこそ輝くという、まさに天才であった。