シリアに散った山本美香さん 最後のコラム

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    ロンドンで熱戦が繰り広げられるなか、中東のシリアでは大変な事態が進行している。「アラブの春」の最終段階ともいわれるシリア危機はもはや“危機”をはるかに超えて“内戦”となった。首都ダマスカス、第2の商業都市アレッポが、政府軍と自由シリア軍(反体制派)との戦いでめちゃくちゃに破壊されているのだ。アサド大統領も「内戦である」と認めたものの、和平交渉を退け、武力鎮圧に舵(かじ)を切った。国連の停戦監視団の活動も暗礁に乗り上げている。

    7月、国境の一部が反体制派の手に落ち、大量の難民が周辺国に押し寄せた。この数カ月間に登録された難民数は11万人以上に膨れ上がっている。シリアは化学兵器の保有国だ。もし、化学兵器が使われたら? もし、国外に流出したら? 懸念は深まるばかりだ。

    シリアもオリンピックに出場している。国旗とともに入場した選手たちは、笑顔を見せていたが、心穏やかではないだろう。素晴らしい成績を残しても、国や国民に祝福するゆとりはない。五輪組織委員会の会長は「世界の人々を協調、友情、平和のきずなで結ぶオリンピック」とあいさつした。華やかな祭典の陰で、日々、無辜(むこ)の人々が逃げ惑い、命を奪われ続けるもうひとつの現実にも目を向けたい。

    シリアで散った真摯なジャーナリスト山本美香さんの最後のコラムである。
    タイトルは「シリアにも目を」だ。
    自分は内戦に入る前の早い段階から、このブログにおいて政府側の無辜の市民に対する虐殺をはじめとする非人道的な行為に怒りをぶつけ、国際社会からのアサド大統領に対する制裁という意見を書き綴ってきた。

    そのシリアにおいて、政府軍の民兵が海外のジャーナリストを標的とする乱射を行った。
    その犠牲となったのが山本さんである。
    言葉にもならない。
    世界遺産にも指定されたアレッポの市街地の目抜き通りにロケット弾が突き刺さった写真を見るにつけ、アサドの狂気とそれを放置する大きな要因となった中国とロシアの国連常任理事会での自国の利しか考えない態度に大きな怒りを覚える。

    そして、日本人の多くはシリアなど自分とは関係ないという知らぬ顔を決め込むか、知ろうともしない能天気な無知で日々を過ごしている。
    だからこそ、山本さんの仕事は意味があったのである。発した言葉は心に突き刺さるのである。

    もう私たちは関係ないとは言っておられない。
    一人の犠牲者という話ではない。
    誰彼かまわずロケット弾や銃口を向けるアサドを許してはいけないのだ。
    竹島・尖閣だけではない。
    政府はシリアの問題をどう考えているのか?
    一番関係ないと思っているのが日本政府ではないか。
    そう思えて仕方がない。
     

    哀しい現実 まちの本屋さんの減少

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      JUGEMテーマ:読書
      作家の小川洋子さんは「本屋さんを見つけると、素通りできずについ立ち寄って、書棚の間をいつまでもさ迷ってしまう」(エッセー集「とにかく散歩いたしましょう」毎日新聞社)という▲本というものは中身を読まなくても題名をながめているだけで楽しい。そのうち、とある題名と視線が合い、一瞬星がきらめくように恋に落ち、中身をよく調べもしないまま、その本を抱えてレジに向かってしまうというのだ。同感だという本好きも多いはずだ▲町の本屋さんが年ごとに減少している。出版社「アルメディア」の調べでは、全国の書店は今年5月1日現在で約1万4700店。10年前には2万店近くあったことを考えると激しい減り方だ。たくさんの本屋さんが、次々に町から消えていく光景を思い浮かべてしまう▲出版不況が背景としてあるうえ、コンビニやネット書店が隆盛している影響も大きい。今後はさらに電子書籍の市場拡大も予想されている▲町の本屋さんという言葉には、濃密な響きがある。たとえば、近所に住む子供たちにとって、かけがえのない本との出合いの場だ。とりわけ夏休みには、そんな機会も多いのではないだろうか。時を忘れて立ち読みをしていて怒られた経験を語る大人は少なくない▲「読書は事件だ」とは作家の川上未映子(みえこ)さんの言葉だ。読む前と読んだ後で世界の見え方が全く違ってしまうような本が、この世には確かに存在する。ふとした偶然でそんな本と出くわし、人生が一変してしまうのが書店の醍醐味(だいごみ)だ。本屋さんが減るにつれて、私たちは何かとても大切なものをなくしつつあるような気がする。

      今日の「余録」である。

      自分も読書ブロガーの端くれとして、本は大好きである。
      今でこそ、インターネットを通じて書籍を購入しているが、それでも基本的には本屋さんである。
      小川洋子さんと同様に本屋の魅力というのは、活字があふれているとことに尽きる。
      何の本が買いたいから本屋に立ち寄るではなく、活字が自分を招くのだ。
      本屋にいると数時間は軽く過ぎていく。

      また、「読書は事件だ。」という川上未映子さんの言葉にも深くうなずいてしまった。
      自分にとっては「罪と罰」しかり。本多勝一の「中国の旅」しかり。猪瀬直樹の「死をめぐる仕事」しかりである。

      本屋さんが姿を消すという現実は、あまりに哀しい。
       

      切れ味鮮やかなツイスト 「彼女は存在しない」

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        JUGEMテーマ:読書

        実に久しぶりに日本の長編ミステリーを読んだ。
        浦賀和宏「彼女は存在しない」である。
        いま、文庫で話題になっている一冊である。
        単行本は2001年発刊なので、いまになってその面白さが認知されたということであろうか。
        2度読み必至などと新聞の広告欄に書かれていると読みたくなりのが心情である。

        事件の舞台が横浜駅西口からスタートするのも興味深かった。
        しかも相鉄口改札。
        毎日自分が通勤のために通っている場所である。

        440ページ。読み始めたら止まらない。
        そして、最後のツイストの鮮やかさ。
        新聞の広告は誇大ではない。

        サイコパズラーものはツイストを鮮やかにしようとするとどこかであざとさが見えるものだが、実に見事な展開である。
        思わず「そうか!やられた。」という気持ちになった。

        ネタバレになるので詳しくは書かないが、キーワードは「解離性同一性障害」「解離性遁走」。
        これだけで十分であろう。

        サイコパズラーといえば、日本ではほとんど評価されていない、リチャード・ニーリィの「殺人症候群」そして、同作家の「心引き裂かれて」が決定打である。
        その衝撃度には及ばないものの、堪能させてもらった。

        ツイストが好きな人は必読の一冊である。
         

        懲りないアメリカ海兵隊の破廉恥行為

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          JUGEMテーマ:ニュース
          沖縄県警は18日、米海兵隊キャンプ瑞慶覧(ずけらん、北谷〈ちゃたん〉町など)所属の伍長、イアン・ターバー容疑者(21)を強制わいせつ致傷の疑いで緊急逮捕したと発表した。

          発表によると、ターバー容疑者は18日午前4時半ごろ、那覇市内の路上で、前を歩いていた40代の無職女性に背後から近づき、髪をひっぱって仰向けに倒したうえで15メートルほど引きずり、露出した自分の性器を押しつけた疑い。女性は頭を打つなど軽いけがを負った。女性の悲鳴を聞いた近所の人らが警察に通報した。

          調べに対し、「倒れていた女性を介抱していただけだ」と容疑を否認しているという。酒を飲んだと供述しているが、アルコールは検出されていないという。

          とんでもない事件のニュースが飛び込んできた。
          オスブレイの強硬配備問題で揺れる沖縄でのアメリカ海兵隊員の破廉恥極まりない事件である。
          以前もあった。
          歳月を経れば悲劇が繰り返される。
          事実が確定されれば、沖縄県民のアメリカ軍や基地問題、オスブレイ配備への反対運動は激化するであろうし、政府は毅然とした態度でアメリカに抗議しなければならない。
          しかし、それは尖閣での生ぬるい対応を見ても期待はできない。

          倫理観の欠如した海兵隊には退却を願おう。

          ふざけるのも大概にしろ。
          自分の性欲もコントロールできない理性も判断力もない人間に国など守れるわけがない。
          そんな最低な輩は軍事法廷で断罪すべきである。

           

          続 尖閣問題  危機管理の欠如した政府の弱腰外交

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            JUGEMテーマ:ニュース
            「領土問題は国家主権に関する問題なので、不退転の決意で、体を張って取り組みたい」

            野田佳彦首相は17日午後、官邸で新党大地・真民主の鈴木宗男代表と会談した際、こう決意を示した。

            実際に「体を張って」香港の活動家らを阻止しようとしたのは海上保安官や警察官だったが、日本政府は活動家が海保巡視船に向かってれんがやボルトを投げつける蛮行を不問に付した。しかも、政府は抗議船の非を国際社会に訴える有力な手段である海保撮影のビデオ映像も公開しないと決めた。

            藤村修官房長官はビデオ非公開などについて「海保の判断」としたが、そもそも公務執行妨害という事態に発展させない大方針は、官邸サイドから海保に伝えられていた。海保を所管する羽田雄一郎国土交通相は17日の記者会見で「民間のカメラマン、マスコミが乗っている情報を勘案し、人身事故を起こさないのが基本だ」と認めた。

            抗議船には親中国系の香港「フェニックステレビ」の記者2人が乗り込み、上陸の一部始終を実況していたからだった。

            中国人民解放軍は敵や文民に衝撃を与えて士気をくじく「心理戦」、国際法を利用する「法律戦」、国内・国際世論に訴える「世論戦」の3つによる「三戦」の軍事思想を持つ。日本側が香港メディアの存在を理由に強硬姿勢を取れなかったとすれば中国が世論戦に成功したことを意味する。

            ◆早期決着にこだわり

            元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏は今後も尖閣諸島に中国人が上陸を試みることを考慮し、不法上陸し逮捕された5人に関しては送検し、「背後関係、中国の公権力の関与などを徹底的に調査する必要があった」と指摘する。

            「尖閣諸島に上陸すると長期勾留されるという『ゲームのルール』を定着させることが重要」(佐藤氏)だったわけだが、首相は早期決着にこだわった。

            2年前の中国漁船衝突事件で中国側は船長勾留に反発、レアアース(希土類)の対日禁輸や大手ゼネコンの日本人社員拘束などを打ち出した。当時の菅直人政権は処分保留で釈放し、「弱腰外交」との批判を浴びた苦い経験がある。

            だが、尖閣諸島の購入を表明した東京都の石原慎太郎知事は17日の記者会見で、今回の政府の対応も痛烈に批判した。

            「やっぱり弱腰の外交というか、シナにへつらう情けない姿が出てきた。ただの不法入国者だから帰すというのでは、日本は法治国家といえない」

            実は平成16年3月に上陸した活動家7人を当時の小泉純一郎首相が強制送還させたとき「甘い対応では誤解されかねない」と、政府の「弱腰」を最も強く批判したのが他ならぬ野田首相だった。当時の勢いはどこへ行ったのか。

            沖縄県・尖閣諸島の魚釣島に香港の活動家らが上陸した事件は、14人の強制送還で幕が引かれたが、大きな課題を残した。島根県・竹島、北方領土…。領土主権を脅かす事態の前に、日本外交は機能不全を起こしている。

            産經新聞らしい論調である。
            基本的に産經の考えは好きではないが、尖閣諸島の今回の上陸問題に関していえば、賛成である。
            海上保安庁の巡視船にれんがやボルトを投げつけるというのは紛れもない公務執行妨害であり、逮捕し、長期拘留をすべき事態であった。
            領土を守るということへの意識がどこまで真剣さをともなってあるといえるのか。
            国民の多くが今回の措置に疑問を抱いていると同時に、中韓との緊張関係が高まるなかで、国力いいかえれば急成長の経済力を基盤に軍事力を高めてきている中国が日本に大きな圧力をかけてくることが今後も予想される。
            そうなれば、北朝鮮との関係も危ぶまれる。
            東アジアに対して上っ面の外交交渉しかしてこなかったつけがいま、回ってきているのだ。
            野党の時には威勢のいいことばかりいって、ひとたび権力の座に就くと腰がひけて、まともな外交すらできない。
            民主党政権になって日本は本当に貧弱な国家になってしまった。
            野田総理の語る不退転の決意とはいったい何なのか具体的に話をしてほしい。
            責任は自分がもつとかできないことを軽々しく言い過ぎる。
            韓国の李大統領の支持率とさほど変わらないということを肝に銘じるべきである。
             

            尖閣問題 冷静な判断か?臆病な対応か?

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              JUGEMテーマ:ニュース
              領土をめぐる摩擦で中国、韓国との関係がきしんでいる。
              一連の事態を受けた政府は、領土保全という主権国家の原理原則に沿って、必要な措置を着実に実行に移していけばいい。その一方、感情的対立が高じて隣国との関係が決定的に悪化することのないよう、冷静な対応も必要だ。当面の事態を沈静化させるとともに、将来にわたって外交懸案化しないよう問題を制御するには、何をすべきか。それを考えて行動することが、それぞれの国の政治家の重い責務である。

              政府は、沖縄県石垣市の尖閣諸島に上陸した香港の活動家らを逮捕したあと、強制送還処分とした。国内法にのっとった迅速な措置であり、日中関係を混乱させないためにも賢明な判断だと言えよう。

              また、李明博(イ・ミョンバク)・韓国大統領の竹島(韓国名・独島)上陸を受け、領有権の問題を、国際司法裁判所(ICJ)に提訴する方針も決めた。国際社会に日本の主張の正当性を訴えることで、韓国の今後の動きをけん制する狙いもあるだろう。

              強制送還も、今回の事態を踏まえたICJへの提訴も、主権国家として妥当な対応だ。今後は、尖閣諸島と竹島をめぐる摩擦が再燃しない態勢づくりが重要になる。

              尖閣諸島については、領海の警備を一層強化すべきだ。上陸した不法入国者を海上保安庁の職員が逮捕できるようにする法改正案が今、国会で審議中だが、こうした法整備を淡々と進める必要がある。

              今日の毎日新聞の社説である。
              政府の対応は冷静な判断に基づいた対応であるのか、はたまた石原慎太郎が批判したように弱腰なのか。
              自分は竹島の問題については、IJCに提訴でよいと思う。知日派の側近が消え、国内での内閣支持率が10%台と瀕死の状態の李明博の言動は、国内での点数稼ぎを狙ったパフォーマンスであり、国際社会から見たら、異常ともいえるものであり、冷静に対応することが相手を追い込むことになる。

              しかし、尖閣諸島の例はどうなのだろうか?国内法にのっとりというが強制送還処分だけでいいのか。活動家は中国では歓迎という最新ニュースを見ると、これからも同じような行動に出るものが続出すると考えてしかるべきであろう。領海や領土の問題に対して、日本は島国である故、寛大というか相手に付け込まれるという対応や態度を見せていると、大変な事態になるということの危機管理を政府がきちんとしているとは考えにくい。
              それはフクシマが物語っている。

              毎日新聞の社説には好感をもつことが多いが、今日のは綺麗ごと、もっといえば建前論に傾いているといえる。毅然とした態度で臨むことも必要である。
              相手の挑発にのらない冷静さと、常軌を超えた行動に対して厳しく対応すること。
              それがないと、ただの臆病な政府ととられられても仕方がない。
              国益を損なうとはそういうことであろう。

               

              恋文を渡した 手をつないで・・・

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                重松清の「きよしこ」を再読していたら、無性に自分の思いを伝えたくなって、ある女性に恋文を書いた。

                幾つになっても女性を好きになる時の高揚感は変わらない。

                その恋文を手渡して、昨日食事をした。
                「今まで、たくさんのプレゼントをもらったけど、一番うれしい。」ってその女性ははじけるような笑顔で答えてくれた。
                それがとても嬉しかった。

                手渡す時「きよしこ」の表題作を思い出していた。

                「誰かに何かを伝えたかったら、、その人に抱きついてから話せばいいんだ。抱きつくのが恥ずかしかったら、手をつなぐだけでいいから。」
                「抱きついたり、手をつないだりしてれば、伝えることはできるんだ。」

                僕は目をとじて手を差し出す女性の手をつないで恋文を渡した。
                彼女の笑顔そっくりの温かさが伝わってきた。
                 

                心の思いをどう伝えるのか 「乗り換え案内」

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                  今日は夏季休暇。

                  久しぶりに、重松清の短編集「きよしこ」を寝転がって読んだ。
                  短編集であるので、お気に入りの「乗り換え案内」から読んだ。
                  吃音どうしのきよしと加藤君。
                  吃音矯正プログラムである夏季セミナーで知り合った。

                  殴る、殴られるというコミュニケーションで二人の関係は始まった。

                  そして、少年きよしに加藤君がちょっかいを出し続ける理由がわかったとき、きよしはある行動に出る。

                  コミュニケーションの希薄な時代といわれる。
                  言葉は氾濫しているのに、本当に伝えたい思いが迷子になっている。
                  そう思うことが多々ある。

                  重松清は言う。
                  「少年時代、言えなかった思いがいっぱいあったから、文章を書くことを職業に選んだ。」
                  そう、重松清も吃音で思いを伝えることのできない少年であったのだ。

                  「うぉー。おー」としか言えない加藤君が、物語の最後にきよしに心をふりしぼって伝えた「らい、ねん」という言葉4文字に込められている思い。
                  声に出して饒舌に伝える言葉だけが思いではない。

                  心に響く一編である。
                   

                  韓国サッカー 政治パフォーマンスの問題について

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                    JUGEMテーマ:スポーツ
                    ロンドン五輪サッカー男子の3位決定戦でU-23日本代表を下したU-23韓国代表のMFパク・チョンウが試合後に竹島(韓国名・独島)の領有を主張するメッセージを掲げた問題で、11日にロンドンのウェンブリースタジアムで行われた決勝後の表彰式にパク・チョンウは出席せず、銅メダルに輝いた韓国チームのみ17人での参加となった。韓国でも大きな話題を集めており、『中央日報』は最悪の場合「メダル剥奪」という結果になりかねないと報道。大きな波紋を呼んでいる。

                    パク・チョンウは3位決定戦の試合後に「独島はわれわれの領土」と書かれたメッセージを手にグラウンドを駆け回った。だがこれはスタジアムなどでの政治的行為や活動を禁じている五輪憲章に抵触する可能性があり、国際オリンピック委員会(IOC)も調査を開始している。またこの件に関して国際サッカー連盟(FIFA)も調査を開始。行動が故意であったか判断されるまで銅メダル授与は保留となった。このためパク・チョンウは11日に行われたメダル授与式に参加することなく帰国している。

                    同紙は韓国サッカー協会が上級機関である大韓体育会に「パク・チョンウのセレモニーは意図的ではなかった。ファンが渡した紙を手にして広げただけ」と釈明したと報じている。

                    またチーム2点目を決めたMFク・ジャチョルが得点後のパフォーマンスとして行った万歳三唱についても言及。「当初独島セレモニーを企画したが、『当たり前の話をあえて取り上げる必要はない』という一部チームメートの意見があって万歳三唱に変えた」という試合後のインタビューを掲載。当初の予定通り独島セレモニーを強行していれば、大量のメダルはく奪の危機だったとしている。

                    口が裂けても故意などということはないだろう。

                    しかし、得点を決めた時点で独島セレモニーを企画していたとチームメートが述べているのだから、故意であったことが見え見えである。
                    そういう嘘を平気でつくところが見苦しい。
                    五輪憲章に抵触し、罰則されてもいいからスローガンを掲げたという信念があるのならばまだその覚悟が理解できる。
                    いま、日本と韓国で竹島をめぐって政治的に微妙な時期に全世界の人が注目している五輪の舞台だからこそパフォーマンスをしたかったのであろう。
                    銅メダルの剥奪がかかっているから故意ではないなどという弁明は聞きたくもない。
                    また、同選手には国際舞台に出る資格はない。
                    ドイツのカヌーの選手で彼氏がネオナチであることが発覚して、自ら選手村を去った女性がいる。
                    それぐらいの潔さをもてといいたい。

                    五輪での韓国はバドミントンでの無気力試合。柔道での疑惑の判定を醸し出す賄賂の嫌疑。
                    そして、サッカーでの政治的パフォーマンスとお世辞にも儒教の国家といえない行動が目立つ。
                    ツイッターで国民の意識の成熟度の低さと揶揄されても仕方がない面が浮き彫りになった。 
                    勝てばなんでもありはスポーツの精神とかけ離れている。
                    韓国の狂騒は他国からみたら独りよがりの踊りにしかみえない。それは孤立につながる。

                    五輪憲章違反 サッカー韓国代表バク・ジョンウの行為

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                      JUGEMテーマ:スポーツ
                      10日に行われたロンドン・オリンピック3位決定戦で、U−23日本代表を2−0で破ったU−23韓国代表MFパク・ジョンウが、ハングルで「独島(韓国名、日本名は竹島)は我々の領土」と書かれたメッセージボードを掲げた。

                      五輪憲章は競技会場などでの政治的宣伝活動を一切認められておらず、日本と韓国で領有権が争われている竹島について、韓国の領土であることを訴える政治的な主張をした今回のパフォーマンスは、憲章に抵触する可能性がある。

                      試合前日には韓国のイ・ミョンバク大統領が竹島を訪問。同試合では2点目を決めたク・ジャチョルら韓国選手が“万歳三唱”のパフォーマンスを行っており、韓国紙では「政治的なメッセージが込められたパフォーマンスをしたのではないか」と伝えられている。


                      残念なニュースである。
                      U−23の韓国選手の実力は認めざるをえない。
                      敗戦後、日本の選手たちもそれを感じ取っている。

                      なぜゆえ、韓国のチームはオリンピックという神聖なるスポーツの祭典の場に政治的なイデオロギーを持ち込むのか?
                      理解に苦しむと同時に、その行為が国際社会から見れば奇異なことであり、銅メダルの価値に対して、リスペクトされえないということに気付かないのは愚かなことである。

                      マンUに香川よりはやく在籍したパクチソンの活躍などにも泥を塗る行為である。

                      五輪憲章に抵触していることは火を見るより明らかである。
                      ということは何らかの罰則があってしかるべきである。
                      銅メダルの剥奪までとは言わないが、アジアの盟友として真のライバルとしての誇りを身につけてほしい。近現代史における日本から受けた負の歴史的事実をもとに反日感情をもつのは個々人の自由であろう。

                      しかし。その思いをピッチ上に持ち込むことは冷静な判断力が要求されるアスリートとしてあまりに感情を押し出しすぎてはいないか。
                      過ぎたるは及ばざるがごとしである。
                      パク・ジョンウのパフォーマンスはサッカーの母国に対しての侮蔑でもあり、韓国の品位を貶める行為そのものである。
                       

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