長い道のりでしたが、今は充実感を体と心いっぱいに感じながら毎日を過ごしています。
前にも書きましたが、病気になってみて初めて分かることはあるし、それを今後にどうつなげていくかが大切なことだと思っています。
12月、1月のような勢いで読書及びブログの更新は出来ないとは思いますが、このブログは僕自身にとっても大切な居場所なので、続けていきます。
今日やっと、デニス・ルヘインの「愛しき者はすべて去りゆく」を読み終えました。
「パトリック&アンジーシリーズ」の第4作目です。
私は5作目からさかのぼって読んでいるのですが、デニス・ルヘインの作品の質の高さに魅了されています。アメリカンミステリー界の至宝ではないでしょうか。
この4作目は映画化されたそうで、それはそれで嬉しいことですが、2時間に凝縮するのは、どだい無理な話でしょう。圧倒的なおもしろさとはこういう本のことを言うのでしょう。
文句のつけようがありません。
まさに正真正銘の傑作。
ただ残念なことは角川文庫から出版されているのですが、大きな書店に行かないと置いてないということです。僕は図書館で借りて読んでいます。そして、自分用にアマゾンで注文して購入する方法をとっています。
このシリーズでもミスティックリバーは大きな存在感として物語の中に登場します。
僕の好きな女性はと誰かに問われたら、きっとこれからは「アンジー・ジェローナ」と答えると思います。次は第1作目を読みたいと思っています。