ようやく「十の罪業 BLACK」を読み終えました。
REDと合わせて、1400ページはさすがに重量感に溢れ、読み応えは十分でした。
REDかBLACKかどちらか一冊をとなると、私はBLACKを薦めます。
決してREDがよくないということではありません。あくまでも個人的な感想です。
ディーバーの「永遠」もそうですが、キングの「彼らが残したもの」、ジョイス・キャロル・オーツの「コーンメイデン」、モズリイの「アーチボルドー線上を歩く者」、アン・ベリーの「人質」。それぞれが味わい深く、読後に余韻が残りました。
キングの抑制をきかせた語りには新鮮さを感じましたし、「コーンメイデン」のじわじわと迫り来るこわさ、心理描写には緊張感を味わいました。
アン・ベリーは自分自身初読の作品でしたが、ミステリーを超えた親と子の相克や宗教間の問題などの提示もあり、個人的には好きな一編となりました。
しかし、これだけの作家が結集するアンソロジーはもう不可能なのではないでしょうか。
さすがは、マクベイン。
REDと合わせて、1400ページはさすがに重量感に溢れ、読み応えは十分でした。
REDかBLACKかどちらか一冊をとなると、私はBLACKを薦めます。
決してREDがよくないということではありません。あくまでも個人的な感想です。
ディーバーの「永遠」もそうですが、キングの「彼らが残したもの」、ジョイス・キャロル・オーツの「コーンメイデン」、モズリイの「アーチボルドー線上を歩く者」、アン・ベリーの「人質」。それぞれが味わい深く、読後に余韻が残りました。
キングの抑制をきかせた語りには新鮮さを感じましたし、「コーンメイデン」のじわじわと迫り来るこわさ、心理描写には緊張感を味わいました。
アン・ベリーは自分自身初読の作品でしたが、ミステリーを超えた親と子の相克や宗教間の問題などの提示もあり、個人的には好きな一編となりました。
しかし、これだけの作家が結集するアンソロジーはもう不可能なのではないでしょうか。
さすがは、マクベイン。