今年の私的読書ベストテン!
多読の人から見ると、全然少ないじゃないかとお叱りをうけそうですが、今年つまり2006年は、例年以上に本を読みました。月に5冊のペースです。
その中から、何の脈絡もありませんが、心に残ったり、響いたりした本のベストテンを紹介します。
第1位 流星ワゴン(重松清)
第2位 重力ピエロ(伊坂幸太郎)
第3位 クリスマスプレゼント(ジェフリーディーバー)
第4位 この町の誰かが(ヒラリーウォー)
第5位 緋色の迷宮(T・H・クック)
第6位 その日の前に(重松清)
第7位 きみの友達(重松清)
第8位 ユージニア(恩田陸)
第9位 終末のフール(伊坂幸太郎)
第10位 永遠の出口(森 絵都)
コンゴでは・・・
昨日の朝日新聞より。
コンゴでは、内戦のため食糧難のためカバの乱獲が問題になっているとか。
遠い国のことなんてと考えがちですが、森達也氏の新刊「世界を信じるためのメソッド」には、事実を多面的に球体としてとらえることの大切さが述べられていました。
つまり、穀物自給率が40パーセントを割っている日本にとってこれは他国の関係ない問題ではないということです。
クリスマス、大晦日。浮かれ気分の中で何が問題なのか考えてみるのも大事なことかも知れないなあとふと思いました。
申し遅れましたが・・・
このブログを開設するにあたり、自己紹介が遅れてしまいましたが、私は横浜で教員をしています。
本が大好きで、子どもたちにも絵本の読み聞かせをほぼ毎日行っています。
この前、紹介したオールズバーグの絵本も今までに何冊か読み聞かせました。
子どもたちに人気が高かったのは、「まさ夢いちじく」「魔法のホウキ」でした。
でも一般的には昨年公開されたトム・ハンクス主演のポーラーエクスプレスとかジュマンジの作者といった方がよく分かると思います。
でも私個人がもっとも気に入っているのは、スティーブンキング(ホラーの帝王)に影響を与えたといわれている「ハリス・バーディックの謎」ですね。
興味のある方は是非ご一読を・・・
サプライズエンディング!?
世界的に有名な絵本作家 C・V・オールズバーグの最新絵本は「さあ 犬になるんだ」
村上春樹の訳も絶妙で、最後にはサプライズエンディングが・・・
これは面白本でした。
浅草キッドの玉袋筋太郎さんの書いた「男子のための人生のルール」中高生向きの理論社の「よちみちパンセ」シリーズのための書き下ろしなんだけど、
どうしてどうして実に面白かったです。
「ウンコもらしで何が悪い。」なんて、傑作でした。
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