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賢者は幸福ではなく信頼を選ぶ

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    久しぶりにエッセーを読んだ。
    村上龍の最新刊「賢者は幸福ではなく信頼を選ぶ」(K.Kベストセラーズ)である。
    私は村上龍の小説はほとんど読んだことがない。
    「69」は大好きであるが・・・
    だが、エッセーは読む。
    昨年の「無趣味のすすめ」は本当によかった。共感する部分が多かった。
    今回のエッセーも心にずしりと響く。
    テレビをつければ必ず〇〇評論家がしたり顔で現代社会を解いている。
    それ自体が胡散臭いのでほとんどテレビは見ないことにしている。
    村上龍のスタンスはその対極であり、声高に物言いをすることを避けている。
    というか嫌いなのである。
    自分の意見のおしけがましさが皆無なのところがいい。

    幸福感を味わうのは瞬間的なことであり、大切なことは長期的なコミュニケーションによる信頼を構築することであるという考えに深くうなづいてしまった。誰かと比較しての幸福論など意味がないのだ。
    幸福だと思えるボーダーラインは個々人によって違うものだから。

    大切なのは信頼である。

    どれだけの人と自分が信頼関係を築けているのか確認してみることが大切である。
    妻、子ども、友達、仕事での対人関係。
    その実相の反映こそ本当の幸福の姿につながるのではないかと深読みしてしまった。
    しばらくは鞄にいれていつでも読めるようにしたい一冊である。

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