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米海軍兵2人が集団強姦(ごうかん)致傷の疑いで沖縄県警に緊急逮捕された問題で、仲井真弘多(ひろかず)知事は17日午前、森本敏防衛相と面会し、「綱紀粛正という生やさしい言葉でなく、もっと厳しい対応と、捜査への協力を強く米側に申し入れを」と要請した。「正気の沙汰ではない。ぜひ結果を出していただきたい」とも語った。
仲井真氏は「米兵による事件、事故の減少を何度も申し上げているのに、また起こっている。(日米)地位協定を改定しない限り問題は出てくる」と指摘。森本氏は「極めて悪質で卑劣な事件だ。あってはならない事件というレベルをはるかに超えている。米軍に指導の瑕疵(かし)があったとしか思えない」と応じた。仲井真氏は17日午後に在日米大使館を訪れ、ルース大使に「県民の米軍への信頼が失われる」と抗議した。
野田佳彦首相は17日、事件について記者団に「あってはならないことだ」と語った。訪仏中の玄葉光一郎外相は「綱紀粛正、再発防止という言葉では片付けられない。抜本的な対応策を考えていかなければ」と記者団に述べた。政府は来週にも開く日米合同委員会で再発防止を求める方針。
一方、吉良州司外務副大臣は17日午前、外務省にルース大使を呼んで抗議。大使はその後、記者団に「県民の怒りは理解する。捜査に全面的に協力する」と語った。
今回の事件は起こるべくして起こった事件である。軍隊という組織は一番規範意識が強い人間を育成する場であるはずだ。
なぜなら、己の命を懸けて国のために戦うのであるから。
しかし、アメリカの軍隊というのはある意味規範意識や倫理観の欠如している人間が一定以上の割合で集まっている組織ではないかと疑う。
アフガンでの放尿事件、イラクの捕虜収容所での人権を無視した事件、そういう破廉恥な事件があとを絶たない。
再発防止というが、あまりにも再発が多すぎる。
今回の強姦致傷は衝動的な犯罪ではなく、計画的な犯罪である。
深夜、通りかかる女性に「ありがとう」といって近寄る。そして無理やり暴行を加える。
自分の性欲も制御できない人間が国を守るなどできるわけがない。
有事が怖いのではない。アメリカ軍の中の理性のきかない獣のような人間のほうがよほど怖い。
アメリカ軍にはすみやかに沖縄から撤退してもらおう。
沖縄の女性が安心して暮らせる社会を築くのが日本政府の務めであろう。