JUGEMテーマ:日記・一般
無人島のために戦争なんて、とつぶやける国がいい。今日の「天声人語」の書き出しである。
私はこの書き出しに物申したい。
尖閣の問題を、ただの無人島だからという考えでずっと放置してきたつけが、今回の中国との対立である。
潮だまりをつくることもなく、日本の領有を中国に堂々と示してこなかった。
政治の落ち度である。
ことは魚釣島だけの問題ではない。
この地域で漁業を営む石垣島の漁師の生命にもかかわることだ。
中国の圧力に屈することがあってはならない。
だからとて、興奮している相手にむやみに応戦する必要はない。
冷静に粛々と対応策を実現していくことが肝要である。
メディアが煽動的になることの自戒をこめての朝日新聞の立場なのだろうが、認識が少し甘いのではないか。
人が住んでいるいないにかかわらず、領土は領土である。
領土が侵害される危機が高まっている中での冒頭の言葉は、この周辺地域で生活の糧を得ている国民に対して失礼千万である。