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骨太の国家戦略を立てる時がきている
国際問題 / カーソン・ライダー 
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    JUGEMテーマ:日記・一般
    9・11米中枢同時テロの後、アフガニスタン攻撃を始めた米国を支援するため、集団的自衛権行使を国連に報告し、参戦した英国の例が思い起こされます。集団的自衛権行使は、海外における武力行使に道を開き、戦後日本のあり方を根底から変えるものです。一次、二次のときには冷ややかだった自民党は一転、総裁選に立候補した五人全員が「集団的自衛権行使に踏み切るべきだ」と主張しました。尖閣諸島の問題で、米国の力を借りるには相応のお返しが必要だと考えたのか、それともナショナリズムに燃えているのでしょうか。
    米国は新国防戦略で「アジア太平洋重視」を打ち出しました。国防予算を十年間で四千八百七十億ドル(四十兆円)も削減するのですから、米国だけで中国包囲網を敷けるはずがありません。

    報告書は、米軍と自衛隊のさらなる相互運用性が必要としています。具体的には、海兵隊と同じような水陸両用作戦能力を持たせることや、南シナ海の監視を米軍とともに行うよう求めています。
    報告書に従うように陸上自衛隊はグアムで米海兵隊による強襲上陸訓練の手ほどきを受け、海上自衛隊艦艇によるフィリピン訪問が始まりました。集団的自衛権行使に踏み切りさえすれば、アジア太平洋で米軍の肩代わりができる下地づくりは始まっています。

    報告書が求める法整備も進みます。安全保障や外交など重要な情報が漏れた場合、市民も罰する秘密保全法案と国連平和維持活動(PKO)で武力行使を伴う「駆けつけ警護」を可能にするPKO協力法改正案が国会上程を控えています。

    日本は報告書が示した道標(みちしるべ)通りに進みつつあります。開かれた議論の結果、こだまが返るように米国の要求通りになったのなら、まだ分かります。実態は骨太の国家戦略を立てることができず、場当たり的な対応しかできないから米国の言いなりになっている。政治の劣化はここに極まれり、と嘆かずにはおれません。

    今日の東京新聞の社説の一部である。
    最後の骨太の国家戦略のくだりはまさにその通りで、私がアメリカに隷属していると指摘していることと重なる。
    沖縄からアメリカ軍に手を引いてもらうためには、日米安保の見直しが急務である。
    しかし、それは現実的に考えて、日米同盟の破棄ではない。
    自衛隊の権限を強化することで、日本から退いてもらうということである。
    共産党や社民党のように、何が何でも反対では、国家は成り立たないのは事実である。
    集団的自衛権の行使にしても、今の尖閣をめぐる中国との関係を考えたとき、やむを得ないであろう。
    しかし、なんでもかんでもアメリカに追随する形での武力行使は容認できない。
    やはり、限定的集団自衛権という枠組みをつくるべきである。
    そうしないと、アメリカが自分の利害だけで行動する戦争にも加担することになる。
    そういう事態は絶対に避けるべきである。
    日本からこういう場合においてのみ、集団的自衛権を行使するという提言ができるようでなければ、対等な関係とは言えまい。
    そのためには、自分の国のことは自分で責任をもって守るという姿勢を見せることが必要なのである。
    平和憲法の理念は大切である。だが、平和は何もしないでいる受動という意味ではあるまい。
    能動的・主体的に平和を築くという視点が残念ながらずっと欠如していた。
    だから、アメリカのみならず、中国にも見透かされた。
    経済がしっかりしていた時には、それでも日本の地位はリスペクトされていたが、経済力が落ちているいま、軸足をしっかり保たないと日本は本当に危機的な状況に陥る。
    つまり、政治が機能不全に陥っているということである。

    経済を立て直すことと、安全保障の問題を根底から考えるということを連動させないと、日本の前途は危うい。

    自民党の安倍総裁のことを中国は極右と騒いでいる。中国から極右といわれることは、国際社会から考えれば普通の状態なのである。ねじまがった歴史観で尖閣を自国の領土と叫び、テロまがいの襲撃事件を起こして、国家として謝罪もしない。左であることが民主的なのか?
    違うということがあからさまになったのが今回の一連の反日デモ騒動である。
    常識的な議論ができない国と対峙するときには、国防を強化する選択をするのは誤りではない。

     
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