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国内の原発50基の中で唯一、運転している北海道電力泊原発3号機(北海道泊村、出力91.2万キロワット)が5日夜、定期検査のため停止する。国内の原発がすべて止まるのは70年、当時2基しかなかった原発が検査のため同時停止して以来42年ぶり。政府は、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)を再稼働させたい考えだが、周辺自治体の理解を得られるめどは立っていない。電力需要の高まる夏を「原発ゼロ」で迎える可能性も出ている。
北電によると、泊3号機は検査に向け、4月28日から徐々に出力を落としてきた。5日午後5時ごろ、核分裂を抑えるための制御棒を原子炉に入れ始め、同11時ごろ発電を止める。6日午前2時ごろ制御棒の挿入を終え、原子炉が停止。7日午後、炉内の水温が100度未満に下がる冷温停止状態になる見通しだ。
ついにこの日が来たかという思いが強い。
就職した1年後にチェルノブイリの大惨事が起こった。
ロシアの小説家が書いた「石棺」を読んだ。
広瀬隆の「危険な話」も読んだ。
個人的に原子力の安全利用という言葉に疑問を持ち始めた。
だが、広瀬の考えは一方的だといわれ、エキセントリックとさえ揶揄された。
しかし、フクシマを経て何が正しかったのか。
騙している側は誰なのかか明確になった。
人命よりも経済効率を優先する社会を目指した。
悪の根幹は自民党であり、それをデフォルメしているのが現在の政権与党 民主党である。
昨日は忌野清志郎の命日であった。
原発はいらねえとスポンサーの東芝にくってかかった忌野清志郎の反骨精神を僕はかっこいいと思う。
その「サマータイムブルース」をこれから聴こう。