<< 直木賞受賞者  白石一文氏の言葉 | main | 見えてきたオバマの正体  正しい戦争って? >>

ジャック・フィニィ  余韻の残る多彩な短編作家

0
    JUGEMテーマ:読書

    異色作家短編集シリーズの13であるジャック・フィニィ「レベル3」を一気に読みきりました。
    ミステリー度が深いとか奇想天外な発想という内容ではないのですが、読み終えた後で、そこはかとない余韻が残る短編が多い気がしました。
    また、取り上げているテーマとしては「時空間のずれ・歪み」を扱っているものが多く興味深かったです。

    あとがきの解説で、恩田 陸が興味深いことを述べています。
    「私のサスペンス感覚はフィニィに近いような気がする。怖さそのものよりも、怖さの一歩手前の不穏な空気感を描きたいのだ。」

    私の気に入った作品は「失踪人名簿」「ニュースの陰に」ですね。

    「雲のなかいにいるもの」「青春を少々」は恋愛小説としても楽しめるのではないかと個人的に思いました。勿論、登場人物の男女が出逢いにいたるまでの過程には、ハラハラするのですが・・・。
    結末がハッピーなのもいいです。

    「第二のチャンス」はバック・トゥー・ザ・フゥーチャーをどこか彷彿とさせるものがあります。
    多彩な短編作家という印象を強くもちました。
     

    コメント
    コメントする









    この記事のトラックバックURL
    トラックバック
    終の住処 |磯崎 憲一郎
    終の住処磯崎 憲一郎新潮社 刊発売日 2009-07-24 作為的な魅力を買う ...
    • 得アマゾン探検隊
    • 2010/01/18 7:50 PM
    calendar
          1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    30      
    << June 2019 >>
    selected entries
    categories
    archives
    recent comment
    recent trackback
    links
    profile
    search this site.
    others
    mobile
    qrcode
    powered
    無料ブログ作成サービス JUGEM