JUGEMテーマ:音楽
呼吸を止めて1秒 あなた真剣な目をしたから
そこから何も聞けなくなるの 星屑ロンリネス
久しぶりに聞いた「タッチ」。
この冒頭の歌詞のインパクトに震えを覚えた。
涙くん 彼に告げて ずっと愛がひとりぼっちよと
これは同じタッチの続編の主題歌「愛がひとりぼっち」である。
どちらも名作詞家 康珍化の手によるものである。
ストレートに胸に響き、共感するのは、恋愛においてこの歌詞のような場面を誰もが一度は経験したことがあるからだろう。
甘酸っぱくも、心かき乱される経験である。
それを「心のあざ」とこの作詞家は名付けている。
あざはかさぶたと違い、消えて再び綺麗に再生することはない。
ずっと心の内側にあり続ける。そして、時間をかけて薄く目立たなくなっていくものであろう。
しかし、青春時代だけでなく生きている限り、人と出会い、時には恋をし苦い思いを味わい、新しい心のあざは出来る。
「ため息の花だけ束ねたブーケ」はどんどんかさを増していく。
そのブーケの受取り手はもういないのに・・・