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ピン芸人で自虐ネタを売りにしていた「ヒロシ」のひとりキャンプの動画が人気を集めているらしい。
「ストレスは人間関係」と言い切る彼が、動画を提供した理由について次のように語っている。
「キャンプは大勢でやるものであり。一人でやるなんて寂しいとか、あり得ないという固定概念が世の中を覆っている中で、一人の方が気楽で楽しいと思う人だっているはず。そんな人たちに、一人でキャンプをやっていいんだって思ってもらえたら嬉しい。」
また、羽生結弦をはじめとする日本のフィギュア界のトップスケーターの衣装をデザインから作成まで全て手がけている伊藤聡美さんの言葉 にも共感した。
「基本、人間が嫌いです。家族は愛想笑いをする必要がないけれど、他人だとそうは行かない。気分転換に女子会なんてあり得ない。ストレスがかかるだけ。散歩中の犬を見ている方が癒される。」
二人の言葉に全く同感である。
35年間、人と関わる仕事をしてきて感じたことは、人間関係こそストレス源であり、病気の元であるということである。
勤め始めの頃は、義理で大勢の飲み会にも参加していたが、途中から辞めた。
ストレスを紛らわすために酒を飲んではいたが、一人で居酒屋に行って、店主やバイトたちと語らいながら過ごす方が好きであった。
同僚と愚痴を言い合う酒など、不味いだけだ。
趣味にしてもそうである。一人で静かに本を読んだり、クラシックコンサートや美術館に行ったりすることが好きである。
自分の時間を自分の使い方で自由に使う。これほど贅沢なことはない。
だから、ラインで友達登録の数を自慢したり、俳優の渡辺徹のように自前で30人近くの人を集めて忘年会を開いてますなんてことを恥ずかしげもなく公言したりする人間を見ると、不快になる。
結局、どちらも人に媚を売って生きているということなのだ。そんなに友達は必要かどうか?
自分には不要である。
本当に辛い時に、話を聞いてくれる人だけでいい。そういう意味では家族は大切であるし、大切にしている。