スポットライト(BOOK SIDE STORY2018)

本や音楽を思いのままに紹介する。
それでも言葉にこだわり、思いを伝えたい・・・
そして思いの中に魂を込める。
虚飾を排し、嘘を捨て去る。

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2018.11.05 Monday

無理解こそ病人を苦しめる元凶

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    JUGEMテーマ:日記・一般

     

    昨年度の世界保健デーのテーマは「鬱病」であった。

    現在、世界で鬱病にかかっている人はおよそ3億人といわれている。

    そして、80万人の方が自殺で亡くなっている。

    我が国での患者数はおよそ110万人である。

    私もその一人だ。

    このような数値を示したところで「すごい数だね」で終わってしまうのが現実であろう。

    110万人をひとくくりにするのではなく、一人ひとりに目を向けてほしいと強く願う。

     

    先日、ネットで難病に関する記事を読んだ。

    慢性疲労症候群にかかった大学生の姿と声が紹介されていた。

    一番の苦しみはという問いに対して彼が答えていたのは「周囲の病気に対する無理解」である。

    この言葉が私の胸に刺さった。全く同感である。

    鬱病にかかった人は、ケースバイケースではあるが、大抵の人が職場や学校において痛手を心に受けたから身体症状として表れたのだ。そして、以前にも書いたが「完治」という言葉はない。私自身、9年ぶりに発症してしまった。

    患者の多くは、会社に申し訳ないとか周囲の人に迷惑をかけて悪いと思いつつ、床に臥しているのが現状である。

    だが、まだまだ日本では鬱病をはじめとする精神疾患や難病に対しての認識や理解が低い。

    私の例でいえば、療養休暇を休養のごとくとらえている同僚も多い。連日ラインやメールで仕事の問い合わせや復職へのプレッシャーを与えてくる。その人の心の痛みに寄り添おうという気持ちはさらさらない。

    故に、復職への道は自然と遠のき、辞職に追い込まれるケースも多いと聞く。

    時々、出口のないトンネルに入っているような焦燥感に襲われ、全く眠れなくことがある。

    だが幸いなことに、たったひとり「だいじょうぶ。」と言ってくれる味方がいる。妻だ。それで十分だ。


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