JUGEMテーマ:日記・一般
なにをどう記したらよいのか分らぬまま書き始めている。
ともあれ、鬱病で倒れてしまったことは事実である。
原因についてあれこれ書いても意味はないし、突発的に見えて実は綱渡りの日々を送ってきたのだということを思い知らされた。
9年前にも鬱病を発症したが、その時とは心境は大きく異なっている。
9年前は、二人の息子はまだ学生であり、家のローンもかかえており、落ち込みながらもギラギラしたようないらつきがあり、悶々と日々を過ごしていた記憶がある。
ただ、今回はひたすら心が沈んでいるという感じだ。
不眠が続き、頭の鈍い痛みを伴うといったなにやらうすぼんやりとした毎日である。
主治医からは顔面の痙攣も指摘された。相当、脳が疲労しているということだ。
当然、仕事は休んでいる。正直、早期退職も視野に入れている。
何かをやろうという気力はなく、強いるように読書を続けている。
好きな音楽を聴いても楽しめるはずもない。まあそれが鬱病の典型的な症状なのだが、この味気のなさはこたえる。
そんな時、ふとつけていたFM放送から流れてきたメロディに耳がとまった。
ひとは誰でも心に荷物を抱え、生きていくからこそ祈るのだろう。
大切な人が、ずっと幸せでいられるように・・・
ひとは誰でも悲しい気持ちをかかえ、生きているからこそ祈るのだろう。
大切な人が、ずっと笑顔を忘れぬようにと・・・
約束のない明日が運ぶ望みを探し続けるの
竹内まりやの久々の新曲「小さな願い」である。
今の自分の心にともる詩だ。繰り返し繰り返し聴いている。