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ブルックナーの音世界

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    JUGEMテーマ:音楽

     

    数年前のブログを読み返してみた。

    ブルックナーの交響曲4番を初めて聞いた時の感想である。

    メロディは豊かであるが、音楽としてのドラマ性に欠けるなどと記していた。

    赤面する思いである。何も分かっていなかった・・・

    最近毎日のように交響曲4番、5番を聴いているのだが、心に深く響く音世界がそこにはある。

    いま、日本でも馴染みの深いヘルベルト・ケーゲル指揮によるライプツィヒ放送交響楽団の5番を聴いているのであるが、ケーゲルらしい紛らわしさを排した輪郭のくっきりとした深い味わいの演奏に酔っている。

    先ほど、偶然にもNHKの第2ラジオでN響の過去の名演奏ということでギュンターヴァント指揮の5番が流れていたが、素晴らしい演奏で聞きほれてしまった。

    ブルックナーの交響曲は演奏時間が長い。その長さを緊張感を持続させながら、緩むことなく演奏するためには相当の力量が演者に試されるのある。音楽家の池辺晋一朗氏の話によれば特に金管楽器が難しいと述べておられた。

    N響の実力を改めて知った気がする。

    ブルックナーの交響曲に出会ったことはオペラに開眼したのと同様に、今年の自分自身にとっての大きな収穫である。

     


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