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ドヴォルザーク チェロ協奏曲ロ短調に酔う
音楽 / カーソン・ライダー 
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    JUGEMテーマ:音楽

     

    ドヴォルザークといえばやはり交響曲第9番「新世界より」が一番有名であろう。

    また、弦楽四重奏曲12番「アメリカ」も人気だ。

    どちらも自分の愛聴盤である。

     

    これらの作品はドヴォルザークのアメリカ時代の傑作である。

    そのアメリカ時代を締めくくる大作が「チェロ協奏曲 ロ短調」である。

    N響との初共演となったミッシャ・マイスキーの貴重な初来日盤を皮切りに幾つか聴いているのだが、やはり夭折の天才、ジャクリーヌ・デュ・プレとシカゴ交響楽団との演奏が自分の心には一番強く迫る。

    ただ、指揮のバレンボイムはいささかこじんまりとまとまりすぎていて、シカゴ交響楽団をドライブさせるほどの手綱さばきは見せていない。やはりショルティのほうが数段上手であることは否めない。

    それを差し引いてもやはりデュ・プレのチェロはある意味神懸かり的である。

    特に第2楽章は秀逸である。

    ドヴォルザークの故国チェコへの切ない思いと憧れが溢れんばかりの情感で胸に迫ってくるのだ。

    歴史的な名演といわれるだけの内容にただ感服するばかりである。

    音楽の愉悦がここにある。

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