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生命の連綿たるつながり 写真家「星野道夫」の哲学
写真 / カーソン・ライダー 
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    JUGEMテーマ:読書

    珍しくこの土日は図書館に行かなかった。

    昨日はクラシックコンサートを堪能し、テレビやネット放送でサッカーを楽しんだ。

    それでも、星野道夫の写真集を見ていた。

    福音館の「たくさんのふしぎ傑作集」の「クマよ」「森へ」「アラスカたんけん記」である。

    これらのシリーズは子ども向けに編まれたものであるが、その内容=写真や紀行文は大人の私たちであっても思わず引き込まれる内容である。

     

    没後20年特別展 星野道夫の旅(朝日新聞社)にこう記されている。

    「人間はクジラに向かってもりを投げ、クジラはサケをのみこみ、サケはニシンをのみこむ。−生まれかわっていく、いのちたち。」

    そして、「いつの日か、わたしたちは、氷の世界で出会うだろう。その時、おまえがいのちを落としても、わたしがいのちを落としても、どちらでもよいのだ」と。

     

    これは写真絵本「ナヌークの贈りもの」の中で語られている言葉だ。

     

    生命の連綿としたつながりを写真や文を通して描き切ろうとしたのが星野道夫の哲学であろう。

     

    数多くの写真の中で、私が一番好きなのは白頭鷲が飛翔する瞬間をとらえたものだ。

    森の主たるその気高くも勇ましい風貌が心を惹きつけてやまない。

     

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