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日本人であることの重荷

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    本多勝一の「貧困なる精神G集」に収められているルポ「日本人であることの重荷」はとても考えさせらる内容です。
    ドイツの加害反省記念施設である「ベルゲン=ベルゼン強制収容所」「ブーヘンワルト強制収容所」への取材をもとに、ドイツと日本とのさきの戦争における侵略したことに対する反省の意識の差を述べています。
    確かに、被害としての戦争はイメージしやすい。広島・長崎への原爆投下。東京をはじめとする日本各地で悲惨な状況をもたらしたアメリカ軍の空襲など。そして、「だから、戦争は悪い。」という一言で反省を表す。
    しかし、一方の側面からのふり返りが極めて希薄であるということです。
    加害の反省記念施設など存在しない。南京の大虐殺記念館も広島平和記念資料館も被害側から見た施設です。
    問題の本質が「侵略」にあるという事実にさえ、いまなお、異をとなえ、しかも大手の出版社や自民党の「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」などの人々が、南京事件に関する映画が各国で製作・上映に関して、難癖をつけるという事実にはあきれるとしか言いようがありません。
    日本が侵略というなかで繰り広げた南京をはじめ中国各地での虐殺という加害の事実を受けとめることと、そうでないことのどちらが世界の人々、とりわけ多くのアジア諸国の人から認められることにつながるのか。真摯に考えれば中高生でもわかると思います。

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    • ドイツ在住オヤジのつぶやき
    • 2008/11/02 8:51 PM
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