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生は死より強し
言葉 / カーソン・ライダー 
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    JUGEMテーマ:日記・一般

     

    9月に入って初めての書き込みである。

    なぜかスランプである。

    書きたいことはたくさんあるのだが、優先順位的にブログに向かえないといったところである。

    それでも、読書は続けている。

    最近、読んだ中ではアメリカのノーベル文学賞受賞者であるパール・バックの短編「つなみ」が心に強く響いた。

    パール・バックといえば「大地」が有名であるが、自分はいまだ読んでいない。

    その本が一番好きといった女性の言葉が心の片隅に残っており、著作を検索していたら「つなみ」に出逢った。

    津波や地震や火山の噴火といった自然の猛威にはなすすべもない人間ではあるが、ただ打ちひしがれて終わる存在でもないということを二人の少年の成長の姿を通して、語り掛けてくれる。

    「生は死より強し」。

    何度も登場するこの言葉が強い印象を残す。

     

    9月1日は夏休み明けの初日ということで、中高生の自殺率が一気に上がるらしい。

    著名人からの「死なないで」というメッセージが当日、ネットに書き込まれたことがニュースになっていた。

    物質的に恵まれているわが国にあっても、死の衝動というものは防ぎきれない。

    氾濫しているいじめやハラスメント、DVなど。

    ちょっとしたきっかけがあれば生から逃避したいと考えてしまうことは誰にでもあるだろう。

    この私にもある。

    だが、その一線を踏み越えないのは、(一線という言葉はこういうときに使うものだ。くだらない男女の肉体関係の有無で使うものではない)

    幽かではあっても生きることの中に潜む希望という可能性を信じているからだ。

    希望はただ存在するのではなく、絶望の向こうにあるのだから。

    希望を絶たれた向こうに、新たな希望はあるのだということを、この本を読むと改めて感じることができる。

    「生は死より強し」。

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