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一気読み必至のスパイ小説 裏切りの晩餐
ミステリー / カーソン・ライダー 
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    JUGEMテーマ:読書

    スパイ小説はほとんど読まないのであるが、書店で冒頭部分を立ち読みして、思わず衝動買いしてしまった一冊がある。

    「裏切りの晩餐」(岩波書店)である。

    派手な世界を駆け巡る諜報戦ではなく、息詰まる心理戦である。

    ウィーンを舞台に起きたテロ事件の真相をめぐり、かつての仲間であり恋人同士であったシーリアとヘンリーの駆け引きはまさに一瞬たりとも目が離せない。

    図書館で一気読みしてしまった。

    裏切り者はどちらか?

    なぜ裏切ったのか?

    そして、衝撃の結末。

    こう来れば、面白くないわけがない。

    真相に近づくにつれて心拍数が上がり、鼓動のスピードは増す。

     

    「僕たちの関係が、君にとって全く意味がなかったと、君は本当に言っているのか? しかし、同じ部分がその答えを恐れている。この恐怖が裏付けられてしまったら、自分の選択が非難に値するだけでなく、無意味だったことになってしまうのだ。」

     

    スパイ小説の傑作の誕生である。

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