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音が聞こえることの有難さ

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    JUGEMテーマ:日記・一般

     

    外界の音がくっきり、はっきり聞こえるということがこんなに有難いことか。

    改めて痛感している。

    昨日、目覚めると右の耳の聞こえが悪く、耳垢の掃除でもしようと思い、久しぶりに耳かきを耳の中にいれた。

    結構な量がとれたので、これで安心と思いきや、ますます聞こえづらくなってしまい、しつこく、耳を掻いていた。

    だが、一向に改善されず、なんだか体のバランス自体が崩れているような気分になった。

    気を休めようとクラシック音楽も聴いてみるのだが、籠ったような音でしか聞こえず、興覚めであった。

    今日は土曜出勤の代休でもあったので、急いで耳鼻咽喉科に駆け付けた。

    右耳をみてもらったときに、一言ずばり言われた。

    「必要以上に耳の中を掻きすぎだよ。」

    確かにそうである。徹底的にやらねば気が済まない性格ゆえ、数年前にも鼓膜に傷をつけてしまうということがあった。

    先日のニュースでも、欧米では耳かきのしてはいけないと医者が警告しているという記事が話題になっていた。

    結局、原因は湿性の耳垢がこびりついていたところ、さらに耳かきで奥まで押し込んでしまったことが聴きづらさの原因であることが分かった。

    さらに、両耳とも鼓膜が傷ついており、出血しているということも判明した。

    漢方薬、抗生物質、点耳薬と大量の薬が投与されるはめとなった。

    素人判断で「たかが耳垢くらい」などと侮って、勝手なことをすると代償も大きいということだ。

    通院しなければならないが、いまは炎症はあるとはいえ、音がクリアーに聴こえている。

    本当に有難いことだ。

    ただ、両鼓膜が傷ついているので、聴力は普通の人に比べて低いと指摘を受けた。

    また、鼻炎の治療もしっかり行わないと聴力は低下するとも言われた。

    それにしても、音が聞こえない状態にあって強靭な曲を作り続けたベートーヴェンの精神力に恐れ入るばかりである。

    今日はこれから、エロイカをたっぷり聴こう。


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