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ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展
絵画 / カーソン・ライダー 
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    JUGEMテーマ:日記・一般

     

    5連休のGWもあっという間の過ぎ去っていくという感じである。

    そんな中、昨日は東京都美術館に行った。

    お目当てはボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展である。

    一言でいうと面白かった。24年振り来日の傑作を堪能できた。

    絵自体はそんなに大きいものではないが、その絵を東京藝術大学COI拠点の人たちが再現した3Dコンピュータグラフィックやアニメーション技術を駆使して「バベルの塔」をマクロとミクロの視点で紹介した動画が素晴らしかった。

    ブリューゲルは「バベルの塔」の中にわずか1ミリ単位の筆遣いで人物を1400人描いている。

    それは実物では幽かに分かるほどもものだが、CGで再現されものの中ではくっきりとした存在感を放っている。

    小さな人々を、今にも動き出しそうな気配をこめて描いたブリューゲル。

    その精緻さはまさに圧巻である。

    だからこそCGの中で動かしてみようという発想につながったと東京藝術大学COI拠点リーダーの宮廻正明氏は語る。

    また、「バベルの塔」にちなんで、旧約聖書の「創世記」から読み解くという公式ガイドブックも楽しめた。

    知っているようで知らなかった「バベルの塔」にまつわる神と人間の関係。

    バベル=混乱。

    「バベルの塔」が示唆しているものは神からの人間に対する戒めという考えが一般的だが、ブリューゲルの精緻な絵画をみていると、その描かれている世界観はただそれだけではないような気がする。

    バベルの塔の高さ。約510メートル。

    その高さの建築物を作り上げようと挑み続ける人間の姿こそブリューゲルは描きたかったのではないか。

    ちなみに「バベルの塔」は現代にも生き続けている。

    フランスの南にある欧州の首都ともよばれるストラスブールにある欧州会議場は「バベルの塔」をモチーフにしている。

    私の大好きな建築物のひとつである。

     

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