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シューベルト弾き 田部京子のピアノ
音楽 / カーソン・ライダー 
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    JUGEMテーマ:音楽

     

    前回のブログの続編である。

    シューベルトの「白鳥の歌」であり、そのメロディの静謐さを湛えた美しさはシューベルトの楽曲において最高峰ともいわれているピアノソナタ21番を早速聴いた。

    日本の誇るピアニストの一人である田部京子の演奏である。

    録音は1993年。

    この演奏において、ニューヨーク・タイムスでも「新たなシューベルト弾きの誕生」と絶賛紹介された。

    なるほど、素晴らしい演奏である。

    第1楽章は楽曲の内面に隠れている美しさを引き出すようなタッチであり、第2楽章においてはさらにそれを深化させている。

    第3・4楽章においては一転、伸びやかでコミカルなかわいらしい表情も見せてくれる。

    その指さばきは見事である。

    今までは、自分にとってこの21番の決定版は、ベルマンの演奏であった。

    田部京子以上に、第1・2楽章はピアノのタッチを極力抑えた内省的な演奏である。

    それがもどかしいという人もいるであろうが、自分の描くシューベルトの音像には一番しっくりくるものであった。

    だが、今日聴いた田部京子の演奏はそれに負けずと劣らぬ名演である。

    楽章ごとのメリハリという点ではベルマンの演奏を数段上回っている。

    しかし、一番驚いたのはカップリングされている「3つのピアノ曲(即興曲 遺作)」である。

    まさに死の間際に書かれた作品である。

    シューベルトが自分の死を予測していたとは思えないが、その曲想は根底にメランコリックな仄暗さを湛えながら、時折見せる明るさや激しさ、ハッとするような転調や抑揚など、自由度の高い楽曲となっている。

    この曲でも田部京子の演奏は際立っており、その表現力に圧倒された。

    しばらくは聴いていたい名演である。

     

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