学校では教えてくれない 国語辞典の遊び方

2017.04.22 Saturday 13:22
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    先日、図書司書の先生と話をしていたら、三浦しおんの「舟を編む」の話題になり、その流れの中で、三浦しおんが解説を書いている芸人のサンキュータツオ「学校では教えてくれない 国語辞典の遊び方」(角川文庫)を紹介していただいた。

    昨日、一気に読んでしまった。

    辞書作りについては、以前紹介したと思うが辞書作りにかけた二人の男を取り上げた 「辞書になった男 ケンボー先生と山田先生」を読んで、そのあまりのおもしろさに感動した経験があるので、興味津々で読み進めた。

     

    国語辞典の蔵書数が200以上ある著者ならではのユニークな比較対象にうならさらると同時に、国語辞典を新たに買って読みたい気持ちになった。特に、気に入ったのが「ベネッセ 表現読解国語辞典」である。

    語釈ではなく、文章の表現方法の違いを変えたり、書き方に一工夫したいと考えたりしている人間に適している辞書である。

    ブログを書き始めて11年目に突入しているのであるが、表現方法にマンネリ化を感じていたので、是非読んで参考にしたい。

     

    内容に関して、一番心をとらえたのは、やはり「新明解国語辞典」をつくった山田忠雄の初版での言葉である。

    「思えば、辞書界の低迷は、編者の前近代的な体質と方法論の無自覚に至るのではないか。先行書数冊を机上に広げ、適宜に取捨選択して一書と成すは、いわゆるパッチワークの最たるもの、所詮、芋辞書の域を出ない。・・・」

    あまりにも強烈な言葉のパンチ力である。

    この言葉は当時辞書界の隆盛を誇っていた新村出 編の「広辞苑」に対しての批判であったと考えられている。

    語釈に対して「コピペできるものならしてみろ!」とでもいうくらいの気迫の解釈はここから生まれた。

    その独壇場が「恋愛」についてである。

    新明解の解釈を超えるものはおそらくないであろう。だから私は好きだ。

     

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    2017.05.21 Sunday 13:22
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