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我が人生における一冊 破戒
読書 / カーソン・ライダー 
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    「破戒」を読み終えて数日経ったのだが、その余韻は心の中に残っている。

    今は、必ず鞄の中に入れて持ち歩いている。

     

    丑松が「穢多」であることを自ら告白することを決意する場面。

     

    「思えば、今までの生涯は偽りの生涯であった。自分で自分を欺いていた。ああー何を思い。何を煩う。「我は穢多なり」と男らしく社会に告白するがよいではないか。こう蓮太郎の死が丑松に教えたのである。」

    「どうせ最早、今までの自分は死んだものだ。恋も捨てた、名も捨てた。−ああ多くの青年が寝食を忘れるほどにあこがれている現世の歓楽、それも穢多の身には何の用があろう。」

    いよいよ明日は学校へ行って告白しよう。

     

    何度読んでも心が打ちふるえる。

     

    そして、アメリカのテキサスに旅立つ前に明かされる志保子の丑松への思い。

    離別の最後のシーン。

    それらが相まって深い感動が静かに降り積もる雪のように心の中に堆積していく。

     

    「破戒」

    我が人生における一冊となる本である。

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