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結末に一条の光が差してくる作家 菊池寛を読む
作家 / カーソン・ライダー 
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    JUGEMテーマ:読書

    今日は先週の土曜出勤の代休であったので、図書館で半日をのんびり過ごした。

    かねてから読んでみたいとは思ってはいながら未読の作家である菊池寛全集を読んだ。

    菊池寛といえば、作家以上に文藝春秋社長であり芥川賞及び直木賞を創設した人物としての存在感の方が大きいかもしれない。

    全集のあとがきで井上ひさしが記しているが、菊池寛=結末で一条の光が差してくる作家である。

    全集に収められている作品として、心に強く残ったのは「恩讐の彼方に」「忠直卿行状記」「島原心中」である。

    いずれも、人間の心の中に潜む弱さ、脆さを描きながらも、最後には善なるものに光をあてる作品となっている。

    彼自身の人生が数奇な周囲の人間の善なる温かさに導かれてきたという背景が潜在的に作品に投影されているのではないか。

    一言でいえば、救われる物語である。

    救いようのない殺伐とした諍いな争いが絶えない現代にあって、菊池寛の作品はもっと評価されて良いのではないかと感じた。

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