キボウノヒカリ

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    JUGEMテーマ:音楽

    今年も3.11がやって来る。東日本大震災から丸8年経過した。

    このブログ上でもその日のことは何度も記してきているので繰り返しになるが、それでもやはり自分自身にとってはあの日には特別な思いがある。だから何度でも書く。

    あの年は体の変調を感じながら過ごしていたのであるが、3月に入り突然左耳の聞こえが悪くなり聞こえなくなってしまった。

    心療内科に行って下されたのは「突発性難聴」。

    3.11は療養休暇の初日であった。

    そして、突然の揺れ。食器棚の中のガラスが音を立てながら崩れ、割れる。

    本棚の多くの本が落下してきた。正直、「この世は終わりだ。」と思った。本当の恐怖を感じた。

    まさか、その時には東北地方を未曾有の津波が襲っているとは思いもよらなかった。

    精神的な不安と大震災の揺れはリンクしている。今でもその感覚は残っている。

    横浜に住む私は直接的に大きな被害を被ったわけではないが、その後の人生の大きな分岐点になっていることは間違いない。

    生きることはとても大事なことなのだ。

    そのあたり前の事実を噛みしめるように悟った。

     

    今、当時の心境を思い出しながら、槇原敬之の新譜からの一曲「キボウノヒカリ」を聴いている。

     

    きっとホントの闇なんて この世界のどこにもない

    星や月が輝きながら 暗い夜を照らすように

     

    きっとホントの闇なんて この世界のどこにもない 

    あるならきつく目を閉じてる 僕らの中にだけだ

     

    そうキボウノヒカリは僕らに届き続けている


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