ジャズばかり聴いている5 〜スイング感が堪らない ボビー・ハケットライブ盤〜

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    JUGEMテーマ:音楽

    本当に、連日ジャズばかり聴いて過ごしている。

    村上春樹のようにジャズとは何かという質問に対して、見事な例えを引いて「うまい」と思わせるようなことなど言えないが、煎じ詰めれば余白のたっぷりある懐の深い音楽であるということに行き着く。

    ジャズのスタンダードと言われる名曲は山ほどあるが、演者の解釈一つで似て非なるものに変わるし、そこが醍醐味の一つでもある。

    即興の熱いプレイもクールに決めるフレーズもジャズという音楽が持っている特性である。

    だから、聴いていて肩が凝らないし、構える必要もない。

    前にも書いたが、しつこく心に纏わりついてくるようなこともない。そこがいい。

    多分、今の自分の心境がジャズにビッタリあっているということなのだろう。

    昨日は、ボビー・ハケットのライブ盤「Sextet &Quintet」を聴いていた。

    ピアノが自分の大好きなデイブ・マッケンナということも決め手の一つであるが、クラリネット奏者ボブ・ウィルバーが実にいい味を出しているのである。まさに二人揃えば、思う存分にスイングしかないといった感じで、聴いていて自然と体が動くのである。

    音楽を聴いていてこんなにご機嫌な気分になったのは久しぶりである。

    因みにジャズとという質問に対して村上春樹がどう語ったか知りたい人は「雑文集」を読んでください。


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