第二の人生のスタート 高齢者へのパソコンサポート

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    JUGEMテーマ:日記・一般

    昨年末に35年勤めた仕事を退職し、年明けの5日から第二の人生をスタートさせた。

    その前日の緊張というのは覚えがないほどであった。

    若い時には、怖いもの知らずという感じで、どうにでもなれという開き直りがあったが、さすがに年齢を重ねると妙に不安な気持ちが先走ったしまうものである。

    新しい仕事は主に高齢者の方のパソコンの使い方をサポートするものである。

    集中してそれぞれの課題に取り組んでおられる方に、どういうタイミングで声かけをするば良いのかをつかむことが難しいことを感じた。

    勤務時間中はほとんど立ちっぱなしというのも、なかなか肉体的にハードである。

    初日、まずは名前を覚えてもらうということをめあてにして、自作の手作り栞を渡した。

    100円ショップの品物をフル活用しての手作りは、やっていて思いの外楽しかった。

    ここ1ヶ月が研修期間であり、「緊張」の方が強い日々が続くとは思うが、自分がやれることに精一杯取り組む以外には道はない。

    また、パソコンで何ができるのか、「楽しみ」を提供することも大きな役割であると感じている。

    そのためには、自らが楽しみを見つけていくことが大切になり、やりがいに繋がると思う。

     

    手渡した栞の裏面には周五郎の名作「赤ひげ診療譚」からの言葉を引用して記した。

     

    温床でならどんな芽も育つ。氷の中ででも、芽を育てる情熱があってこそ、真実、生きがいがあるのではないか。


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