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北朝鮮の朝鮮人民軍創建85周年を25日に迎え、金正恩政権による新たな挑発に備えるため、日米韓は警戒を強めている。
これは今日の夕方の時事通信の記事である。
アメリカと北朝鮮のチキンゲームは逼迫の度合いを高めている。
確かに攻撃を仕掛ければ、無傷というわけには行かず、アメリカにとっても同盟国である韓国及び日本などの被る被害を考えれば、何をいっても慎重にならざるを得ないという識者の意見も根強い。
そうは言っても、トランプと金正恩である。
常識的な理屈が通る指導者とは到底いえない。今日もFM放送の番組で戦争になるかいなかはつねに五分五分という危機感をもっていなければならないと軍事アナリストの小川和久氏が語っておられた。
まさにその通りであると思う。
今まで、まさかアメリカと北朝鮮では戦争にはならないだろうと高をくくっていた日本人も本当の意味での国防について考える時機がおとずれているのだと思う。
アメリカの核の傘に入っていれば事足りるではなく、日本という国を守るために何が大切なのかを自分事ととして問いかけるべきである。
北朝鮮が用意しているノドンなどのミサイルを迎撃するシステムは日本では不十分である。なぜなら、数機単位のミサイルなら迎撃できるが、一度に多数ミサイルを発射されれば対処のしようがないからである。
それほどに北朝鮮の軍事力は向上進歩してきている。
そうならないように、通常でもロナルド・レーガンなどからトマホークを300発は発射できるようになっているのだ。
この事実は北朝鮮の人なら誰でも知っているが、知らないのは日本人だけとさきの小川氏は苦笑していた。
平和ボケもここまで悪化してきているのである。
私は、個人的にはまともな対話のできない北朝鮮の言動や威嚇にびくびくしながら生きるより、ミサイル発射や核実験をするおそれがあると察知したなら、アメリカの先制攻撃に期待する。
それはサージカル・ストライクである。外科手術的攻撃と訳す。核施設やミサイル拠点などを、トマホークなどの精密誘導兵器を使ってピンポイントで叩くものだ。攻撃の主力は、イージス艦や巡航ミサイル原潜、護衛艦部隊で、日本海、黄海の両方から2時間ほどで最大1000発のトマホークを撃ち込むことが可能である。これが成功すれば、北の軍事拠点は壊滅的な打撃を受けるはずであるという。理想は話し合いによる平和的な解決であるが、現実としてそれが難しいことは自明の理である。拉致問題も含めて。
ならば、日本を守る意味でも先制攻撃はやむなしと考える。
未来の日本の国防を考える運命の日はもうすぐである。