JUGEMテーマ:音楽
EWIの商品レビューを読んでいると「内蔵音源がチープ」「生楽器の足元にも及ばない」という酷評が書かれていることが多い。
そんなことは分かりきっている。
生楽器が買えて家庭で演奏できる環境にあれば誰もが生楽器、例えばサックスなどを購入しているはずである。
経済的、生活環境面での理由から手軽に楽器演奏を楽しみたいと考えている人がEWIなどの電気楽器を購入しているのだ。
初めから電気楽器だと割り切って考えているので、演奏ができる点で大満足している。
生楽器に熟練した素人の中には、上から目線でものを考える人が少なからずいる。
プロになれば、EWIの楽しみ方などを動画などで提供してくれる懐の広い人もいるが、偉そう感が拭えない人もいるのは何の優越感なのだろうか?
昨日も書いたが、自分で音作りもできるので内蔵音源に満足できない人はアレンジする工夫もある。
それで十分である。
ところで最近はジャズを多く聞いている。
ロックやクラシックを聴き始めたきっかけや経緯は克明に語ることができるのであるが、ジャズに限って言えば曖昧模糊としている。
一番のスタートはキース・ジャレットの名作「ケルンコンサート」だった気もするがよく思い出せない。それは大学生の頃である。
社会人になってからは知人の紹介でデイブブルーベックカルテットを聞いたのが契機だった気もするが、気付いたらジャズオルガンの大家であるジミー・スミスにはまり、ウェス・モンゴメリーに進み、一連のブルーノートの名盤を聴きあさりという流れに乗っていた。
今は、ジョン・コルトレーンやソニー・スティット、セロニアス・モンクなどを聴いている。
好きな楽器はピアノ、サックスなのでそういう演者のアルバムを聴く機会が多い。
魅力は一言では言えないが、ジャズ独特のうねるようなスイング感が私にとっては一番の魅力である。